医療脱毛に通っている途中で妊娠が分かった場合、「どうすればいいの?」と焦ったり、不安になったりしますよね。大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックにもご連絡いただくことが度々あります。

妊娠と聞くと、勝手にこちらまで幸せな気分になりますが、医療脱毛は残念ながら“いったんお休み”です。

今回のブログでは、その理由について詳しくご紹介したいと思います!

妊娠中に医療脱毛ができない3つの理由とは?

妊娠と医療脱毛についてご説明するにあたって、初めにお伝えするのは「妊娠中は医療脱毛やエステ脱毛(光脱毛)はできない」ということです。その主な理由は次の3つです。

肌トラブルを起こしやすい

肌トラブルを起こしやすい

妊娠すると女性の身体にはさまざまな変化があらわれますよね。女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの増加もその一つ。そのせいでホルモンバランスが乱れやすくなります。

お肌とホルモンは密接に関係しているので、ホルモンバランスが乱れれば、お肌の状態も不安定に。そんな状態で脱毛施術を受けると、かゆみや赤み、炎症といった肌トラブルのリスクが高まってしまいます。

それに、肌トラブルが起きてしまった時も問題アリです。妊娠中は薬の制限がありますから、十分な治療ができない恐れもあるんです。

毛周期の変化で効果が出にくくなる

毛周期ってなに?

通常、毛は一定のサイクルで生え変わりを繰り返しています。それが、脱毛の説明でよく出てくる「毛周期」です。

毛周期には、成長期→退行期→休止期があって、医療脱毛が有効なのは成長期の毛だけ。ただ、成長期の毛は全体の約20%しかないため、医療脱毛は、他の毛が成長期に入るまで1〜3カ月間を空けつつ、複数回施術を行うんです。

でも、妊娠によってホルモンバランスが乱れると毛周期も変化するので、十分な効果が得られなくなってしまうのです。

身体に負担がかかる

身体に負担がかかる

医療脱毛を受けている間は、長時間同じ姿勢になります。施術部位によっては横向きやうつ伏せになる必要もありますから、どうしても身体に負担がかかりますよね。

それまでなんでもなかった姿勢も、妊娠していると辛く感じることがありますし、血行不良やむくみ、貧血、気分が悪くなるなどの症状があらわれることも。それだけに、体調が安定しない妊娠中は医療脱毛を避けるようにしてください。

脱毛施術の赤ちゃんへの影響は?

脱毛施術そのものが、赤ちゃんに影響を与えるという研究結果はありません。医療脱毛のレーザーやエステ脱毛の光は毛に含まれるメラニンにのみ反応し、体内の赤ちゃんには届きません。それでも妊娠中は心身ともに不安定になりやすいので、負担を避けるためにも医療脱毛はお休みしてくださいね。

医療脱毛中に妊娠が分かった場合

妊娠初期に、気づかずに医療脱毛を受けてしまった場合、「なにかあったらどうしよう……」と不安になりますよね。私も、そのようなお問い合わせを何度か受けました。

上でも紹介したように、脱毛施術そのものが赤ちゃんに影響を与えることはないので、過剰に心配する必要はありません。でも、施術はそのまま継続できませんから、妊娠が分かった時点でクリニックに連絡するようにしてくださいね。

契約途中の場合は「休会制度」を確認

医療脱毛は複数回コースを契約している方が多いと思います。その途中で妊娠が分かったら、契約がどうなるか心配ですよね。

まずはクリニックに連絡をして「休会制度」について確認しましょう。休会制度とは、一定期間施術をお休みできる制度で、多くのクリニックが取り入れています。ただし、延長できる期間や条件はそれぞれですので、どれくらい施延長できるか相談してみてくださいね。

フェミークリニックは休会可能です!

妊娠が分かってから慌てることがないよう、妊娠を希望している方はあらかじめ「休会制度」があるクリニックを選ぶといいですよ!もちろん大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックも休会制度をご用意しています。ご契約はそのままで一時お休みできますから、妊娠が分かった時点でご連絡ください。

ちなみに、一度医療脱毛したところは、施術を中断しても再び毛が生えてくることはありません。安心してお休みください!

医療脱毛は妊娠前に!

妊娠中に医療脱毛ができないなら、「ムダ毛が気になる場合は自己処理をすればいいの?」と考えますよね。でも、妊娠中は肌トラブルを起こしやすいですし、体型も大きく変わるので自己処理自体が負担になると思います。

妊娠と医療脱毛の両方を考えている方には、妊娠前に脱毛を終わらせておくことをおすすめします。

特にVIOの脱毛がおすすめ

出産を経験した患者さまから「検診や出産の時にVIOの毛がお手入れできていなくて恥ずかしかった」というお話を聞いたことがあります。産婦人科の先生や看護師さんは気にしていないと思いますが、ご本人的にはかなり気になったそうです。

VIOは、妊娠後に自己処理するのは難しい部位です。医療脱毛をすれば蒸れやニオイを軽減できますし、いつも清潔に保てるというメリットもあります。妊娠を考えている方にはVIOの脱毛がおすすめですよ!

大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックで妊娠前に医療脱毛を終わらせよう!

美容皮膚科フェミークリニック 看護師

ここまでご説明してきたように、妊娠中は医療脱毛が受けられません。妊娠を考えている方は、その前にぜひ医療脱毛を終わらせることをおすすめします。

大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックでは、VIO・ハイジニーナを含むさまざまなセットプランをご用意しています。

医療脱毛をご検討の方は、ぜひお問い合わせください。無料カウンセリングでお待ちしています!

このページの監修医師

大阪梅田フェミークリニック 院長 川真田 紗也
香川大学医学部医学科 卒業後、香川大学医学部附属病院皮膚科 入局。令和5年12月に大阪梅田フェミークリニック院長に就任。日本皮膚科学会 所属。