実際に当院でも次のような医療脱毛のご相談をいただくことがあります。
医療脱毛って痛いんですよね?
美容脱毛のように火傷するリスクとかあるんでしょうか?
以前よりも医療脱毛はより身近にできるようになったこともあり、インターネットで誤った情報や誤解を招くような表現も多々見かけます。今回は実際にフェミークリニックで働く私が、医療脱毛のメリットとデメリットについてご紹介いたします!
医療レーザー脱毛のメリットとは?
永久脱毛が可能
永久脱毛をすることで、毛が生えてこなくなり、自己処理が不要な素肌を手に入れることができます。この効果を求めて医療脱毛をされる方がほとんどでしょう。しかし「永久脱毛=永久に毛が生えない」というわけではないことをご存じでしたか?永久脱毛についてさらに詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。
少ない回数と短い期間
医療脱毛は脱毛機のパワーが強いため美容脱毛と比べると比較的少ない回数・期間で効果を感じることができるでしょう。一般的に医療脱毛は5回の照射を行うのに約1年ほどかかります。一般的に美容脱毛は20回以上行い、期間は2年以上かかると言われています。
効率的に脱毛を行うなら医療脱毛がおすすめです!
医療機関なので肌トラブルも安心
万が一肌トラブルが起こってしまった際に、医療脱毛ならクリニックで迅速に対処することが可能です。ところが美容脱毛では自分で皮膚科等の病院に受診することになります。特にお肌の弱い方や脱毛に不安がある方はぜひ医療脱毛を検討していただきたいです。また自己処理も早い段階から減るので、肌にかかる負担も減り、肌トラブルの対策にもなるのです。
医療レーザー脱毛のデメリットとは?
痛みがある
医療レーザー脱毛は美容脱毛に比べ、脱毛機のパワーが大きい分痛みも感じやすくなってしまいます。部位によって痛みの感じ方も変わってきます。次のページでは、医療脱毛で痛い部位をランキング形式でご紹介しています。よかったら見てください!
費用がかかる
医療脱毛は美容脱毛と比較した際に、費用が高くなります。美容脱毛は長期間通い続ける場合、一概にも安いとは言えないかもしれません。医療脱毛は完了するまでの回数がある程度決まっていますが、美容脱毛の場合は通い続ける必要があるため、何年も通う間に医療脱毛の金額を超えている場合もあります。
リスク・副作用がある
医療脱毛をする上で必ずリスクや副作用がないとは断言することはできませんが、なる人はかなり稀です。しかし次のようなリスクや副作用があることも事実ですので、実際に行う前に把握しておきましょう!
硬毛化(こうもうか)
硬毛化は脱毛前の毛よりも太く硬い毛に変化してしまう現象です。この硬毛化の原因は今でも明らかになっていません。仮説としては脱毛により発毛組織が活発化したことなどが考えられます。ですが硬毛化は一時的なもので、数ヶ月経てば改善されているケースもあります。それでも気になる方は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎とは毛穴に細菌が侵入して毛根を包む毛包や毛嚢に炎症が起こっている状態のことをいいます。外見的にはニキビと似ています。
この状態では、皮膚の表面または内部に化膿した吹き出物が現れ、赤みや腫れ、軽度の痛みやかゆみを引き起こすことがあります。毛嚢炎は通常、脱毛施術の翌日から3日後に症状が現れ、放置すると色素沈着や瘢痕(傷跡)が残る可能性があります。
腫れや赤み
お肌に腫れや赤みが出てしまうのは珍しくありません。医療脱毛機は黒い色素に反応して熱を生み出すレーザーの性質を利用して発毛組織を破壊します。そのため一時的に腫れや赤みが出てしまう可能性があります。腫れや赤みが出た場合、患部を保湿して冷やすことで炎症が和らぎます。大体の場合は2〜3日で治まりますが、治らない場合は早めに受診して適切な処置をしてもらうようにしましょう。
医療脱毛と美容脱毛はどちらが良いの?
医療脱毛と美容脱毛は結論どちらが良いのでしょうか?それは患者さまの目指すお肌の状態やご希望によっても異なります。ご自身がどちらに向いているのか気になる方は下記のページをご覧ください。
医療脱毛ならフェミークリニックへ
フェミークリニックでは、患者さまのお悩みや最終目標に合わせて、個別にカスタマイズされた脱毛プランを提供しています。患者さまお一人おひとりの状態や希望に合わせて施術を行うため、最大の効果を実現できます。オーダーメイドの脱毛をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
このページの監修医師
大阪梅田フェミークリニック 院長 小川 紗也
香川大学医学部医学科 卒業後、香川大学医学部附属病院皮膚科 入局。令和5年12月に大阪梅田フェミークリニック院長に就任。日本皮膚科学会 所属。