「医療脱毛はどれくらいのペースで受けるの?」「1ヵ月間隔と聞いたけど本当?」など、医療脱毛の施術間隔についての質問は本当に多いんです。脱毛効果をしっかりと出すためにとても重要なので、間隔を空ける理由や施術ペースについて詳しくご紹介します。

医療脱毛のベストな施術間隔とは?

具体的な施術間隔についてご紹介します。個人差はあるものの、部位による目安を表にまとめたので参考にしてください!

部位間隔
全身2~3ヶ月
1~2ヶ月
ワキ2~3ヶ月
VIO2~3ヶ月
腕・足1.5~2ヶ月
ひげ2~3ヶ月
※部位別の最適な施術間隔はあくまでも目安としてご確認ください。毛質や毛量などにより変動します。

全身:2~3カ月ごと

全身脱毛は2~3カ月ごとに行うのが一般的です。医療脱毛が有効な成長期の毛は全体の約20%。そのため5回ほどの施術が必要です。

顔:1~2カ月ごと

顔脱毛は1~2カ月ごとが目安です。顔は産毛が多く医療脱毛のレーザーが反応しにくい部位。大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックではお肌への負担も考慮し、およそ10回で完了するコースをおすすめしています!

ワキ:2~3カ月ごと

ワキ脱毛の施術は2~3カ月ごとがおすすめ。太く濃い毛が多いのでレーザーが反応しやすく、5回ほどの施術で自己処理が不要になりますよ。

VIO:2~3カ月ごと

VIO脱毛は2~3カ月ごとの施術が適しています。VIOは求める仕上がりによって必要な回数が変わります。毛量調整なら5回程度、ハイジニーナ脱毛なら8~10回程度が目安です。

腕・足:1.5~2カ月ごと

腕・足の施術間隔は2~3カ月が目安です。人によって毛質が異なるため必要な回数にも違いが出ます。平均して5~6回程度で自己処理が不要になります。

ひげ:2~3カ月ごと

男性のひげ脱毛は2~3カ月ごとがおすすめです。他の部位よりも毛根が深い場所にあるのでレーザーが届きにくいという特徴があります。ひげ剃りが不要になるまでには5~6回程度かかります。

医療脱毛で施術間隔を空けるべき理由

医療脱毛ならフェミークリニック

カウンセリングやお問い合わせでよくいただくのが、「集中して通えば早く完了しますか?」という質問です。早く終わらせたい気持ちは分かりますが、安全な施術でしっかりと効果を出すためには、ある程度、施術間隔を空けなければなりません。
ここでは、その理由を具体的にご紹介しましょう!

毛周期に合わせた施術が必要だから

医療脱毛は、毛周期に合わせて行うことで、高い効果が得られます。
毛周期とは毛の生え変わるサイクルのことで、図のように成長期、退行期、休止期を繰り返しています。

毛周期ってなに?

成長期:毛が太く長く育っていく期間
退行期:成長が止まって抜ける準備に入る期間
休止期:毛が抜け落ちて次の毛を作り出すまでの期間

医療脱毛のターゲットになるのは、メラニン色素を多く含む成長期の毛だけ。これは、医療脱毛に使われているレーザーが黒色(メラニン)に反応するためです。

そして、ポイントとなるのが、毛周期のサイクルは約2~3カ月ということ!これがなにを意味しているかというと、間隔を空けずに脱毛しても、次のターゲットとなる毛は生えそろっていないのです。それではレーザーを照射してもムダになってしまいますよね。

お肌への負担を減らすため

医療脱毛は強力なレーザーを照射する施術です。基本的にお肌への大きなダメージはありませんが、少なからずお肌に負担はかかるので、赤みや炎症などの肌トラブルを起こす可能性があります。それらが改善しない前に再びレーザーを照射すると、毛嚢炎や色素沈着などへと悪化してしまうことも。お肌のためにも、適切な施術間隔が大切なんです。

逆に施術間隔の空けすぎは問題ある?

間隔が空きすぎてしまった場合はどうなのか気になりますよね。まず、施術間隔が空いても脱毛効果には影響ありません。ただし、脱毛すべき毛を逃してしまい、効率が悪くなってしまいます。その結果、適切な間隔で施術した場合に比べて、回数が増えてしまうこともあります。

フェミークリニックは毛周期に合わせ、適切な間隔をご提案しています!

美容皮膚科フェミークリニック 看護師

ここまでご説明した通り、医療脱毛は部位によっても異なりますが、2~3ヵ月おきに行うのがベストです。ただし、2回目、3回目と回数を重ねるうちに残っている毛が細くなり、毛周期は長くなっていきます。

大阪梅田・心斎橋・天王寺フェミークリニックでは、そのような毛周期の変化をしっかり見極め、患者さまに合わせた施術スケジュールをご提案します。ムダなく、できるだけ少ない回数で効率よく脱毛したい方は、私たちにお任せください!

このページの監修医師

大阪梅田フェミークリニック 院長 小山 紗也
香川大学医学部医学科 卒業後、香川大学医学部附属病院皮膚科 入局。令和5年12月に大阪梅田フェミークリニック院長に就任。日本皮膚科学会 所属。