「医療脱毛をしたいけど、ニキビ跡があると脱毛できないのかな……」と思っている方は意外と多いのではないでしょうか。
医療脱毛はレーザーを照射する施術なので、刺激が加わることで症状が悪化しないか不安ですよね。
でも、ニキビ跡があっても医療脱毛は受けられるんです!
医療脱毛でニキビ跡が薄くなる⁉
ネットやSNSで「医療脱毛でニキビ跡が薄くなる」「顔脱毛をするとニキビ跡が改善する」といった情報を目にしたことはありませんか?
それは、医療脱毛のレーザーの刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促されるので、お肌にハリが出てクレーターが目立たなくなるケースがあるためなんです。
他にも、お肌のターンオーバーが促進されて、蓄積していたメラニンが排出されやすくなり、色素沈着が薄くなる可能性もあります。
ただ、医療脱毛というのは、あくまでも毛を処理するための施術で、ニキビやニキビ跡を改善するものではありません!
ですから、「薄くなる」のではなくて、あくまでも「薄くなる可能性がある」と思っておいてくださいね。
そもそもニキビ跡があっても医療脱毛はできる?
お肌にトラブルがあると医療脱毛は難しいと思いますよね。フェミークリニックにも「医療脱毛はニキビ跡があってもできますか?」「医療脱毛をするとニキビ跡が濃くなりますか?」などのお問い合わせは少なくありません。
結論からいうと、ニキビ跡があっても医療脱毛は可能です!
ニキビ跡は、ニキビの炎症がおさまった後に生じる症状。だから、レーザーを照射しても問題ないんです。ニキビ跡治療にはレーザー系の治療もあるくらいですからね。
医療脱毛ができないケースもあります
基本的に、ニキビ跡があっても医療脱毛は受けられます。ただ、色素沈着がかなり濃い場合は施術できません。医療脱毛は、レーザーを照射して発毛組織を破壊する施術。使用されているレーザーは黒色に反応するもので、毛に含まれるメラニンに反応して熱を発生させます。ニキビ跡の色素沈着が濃いと、そこにレーザーが反応してしまい、火傷のリスクが高まってしまうんです。
医療脱毛ができるニキビ跡ってどんなもの?
ニキビ跡とは、ニキビができたところに残る跡のこと。炎症が原因でできることが多いんです。大きく3つ分けられますので、それぞれについてご説明しますね!
赤み
炎症ニキビができると、ニキビそのものが落ち着いても、お肌に赤みが残ることがあります。それが赤ニキビです。お肌の内部に炎症が残っているケース、細胞修復のために毛細血管が拡張しているケースがあります。
色素沈着
ニキビが炎症すると、お肌を守るためにメラニン色素が大量に作られます。通常ならメラニンはお肌のターンオーバーによって排出されますが色素、肌機能が低下していると排出が追いつかなくなります。すると、お肌の内部に蓄積して茶色いシミのようになってしまいます。
クレーター
ニキビの炎症によって、毛穴周辺の細胞が破壊されてしまい、炎症がおさまった後も凹みが残ってしまう状態のこと。クレーターができてしまうと自然に回復するのは難しいです。きちんと治すためにもクリニックでの治療をおすすめします。
ニキビ予防に繋がる医療脱毛のメリットとは?
ニキビ跡を残さないためには、ニキビを作らない、進行させないことが重要です。
実は、医療脱毛ってニキビの予防にもなるんですよ。
毛穴が引き締まる
医療脱毛によってムダ毛がなくなると毛穴が引き締まります。
すると、汗や皮脂などの汚れが溜まりにくくなって、ニキビ予防につながるんです!
自己処理によるお肌への負担を軽減
カミソリなどで自己処理を続けていると、皮膚の表面にある角質を削ってしまったり、お肌に傷をつけてしまったりします。そこから雑菌などが入り込み、炎症を起こしてしまうことも。
医療脱毛で自己処理が不要になれば、ニキビをはじめ、肌トラブルが軽減できますよ!
雑菌の繁殖が抑えられる
毛があると、そこに汗や汚れが付着して雑菌が繁殖しやすくなります。
その結果、ニキビができやすくなってしまうのです。ニキビ予防は雑菌の繁殖を防ぐことがポイントです。医療脱毛によってムダ毛を処理すれば、雑菌の繁殖を抑えることができます!
医療脱毛後にできたニキビは「毛嚢炎」かも?
毛嚢炎とは?
毛嚢炎とは、脱毛後や自己処理後に毛穴や傷口から菌が侵入して起こります。
脱毛した翌日から3日後に発症することが多く、放置すると色素沈着や跡が残ってしまうことがあります。
ニキビと毛嚢炎の見分け方とは?
毛嚢炎とニキビの違いは中に芯があるかどうかです。毛嚢炎は、膿が出てきても芯が出てくることはありません。
ただし、炎症や化膿など進行具合によっては痕が残る可能性があるため、心配な場合はクリニックに相談し適切な処置をしてもらうようにしましょう。
肌トラブルが起きた時のフェミークリニックの取り組み
フェミークリニックでは毛嚢炎に限らず、肌トラブルが起きても再診料やお薬代が無料です。
お一人お一人の症状やお悩みに併せた適切な治療法を提案するだけでなく、施術後の患者さまの不安をなくせるように、アフターケアを充実させています。
フェミークリニックの医療脱毛ならニキビ・ニキビ跡にも対応可能!
医療脱毛とニキビ・ニキビ跡の関係についてご紹介しました。
基本的には、ニキビ跡があっても医療脱毛が可能なことがお分かりいただけたと思います。
ただし、ニキビ跡の状態によっては肌トラブルのリスクがあるので、症状をきちんと見極めてくれるクリニックを選んでくださいね。
美容皮膚科 フェミークリニックの医療脱毛は、患者さまの毛質、肌質やお肌の状態に合わせた施術を大切にしています。複数ある医療脱毛機器の中には低刺激なものもあるので、ニキビ・ニキビ跡はもちろん、アトピー肌、シミ・肝斑があるお肌でも施術可能です!
また、美容皮膚科として“あなただけのニキビ・ニキビ跡治療”もご提案します。
医療脱毛だけでなく、ニキビ・ニキビ跡にお悩みの方もお気軽にご相談ください!
このページの監修医師
大阪梅田フェミークリニック 院長 小山 紗也
香川大学医学部医学科 卒業後、香川大学医学部附属病院皮膚科 入局。令和5年12月に大阪梅田フェミークリニック院長に就任。日本皮膚科学会 所属。