永久脱毛として人気の医療脱毛。医療脱毛といえばレーザー脱毛が主流ですが、実はもう1種類あることを知っていますか?それが、ニードル(針)脱毛です。
最近では取り扱うクリニックも少なくなっているので初めて聞くという方もいるのではないでしょうか。
今回は、医療レーザー脱毛よりも歴史あるニードル(針)脱毛についてご紹介します!

ニードル(針)脱毛とは?

ニードル脱毛とは

ニードル(針)脱毛は、毛穴に針を挿入し、微弱電流を流して発毛組織を壊す施術です。
医療レーザー脱毛と同じように組織そのものを破壊するため、再び毛が生えることはありません。

電流を流すなんて聞くと、ちょっと怖い気がしますよね。でも大丈夫。使用するニードル(針)は、絶縁コーティングされていて、皮膚に触れて熱を感じたり、火傷をしたりすることはほとんどないんですよ。

ニードル(針)脱毛の特徴

ニードル(針)脱毛では、1本ずつ毛根組織を破壊していきます。医療レーザー脱毛やエステ脱毛の照射漏れのようなことはなく、確実に脱毛できるんです。

医療レーザー脱毛では施術後1〜2週間で毛が抜けるのに対して、ニードル(針)脱毛は、施術と同時に毛が抜けます。施術当日から効果を実感できるなんてスゴイですよね。

ニードル(針)脱毛のメリット

ニードル(針)脱毛にはさまざまなメリットがあります。詳しくみていきましょう。

白髪や産毛も脱毛できる

医療レーザー脱毛は、毛の黒色(メラニン)に反応するレーザーを使うため、白髪には向いていません。細く華奢な産毛もあまり得意ではないんです。その点、ニードル(針)脱毛は、毛の色や太さに関係なく脱毛できます。

硬毛化した毛も脱毛可能

医療レーザー脱毛や光脱毛では、照射の刺激によって、施術前より毛が太く硬くなることがあります。これを硬毛化といいます。硬毛化した毛に対応できる医療レーザー脱毛機器もありますが、それを使っても脱毛できなかった場合は、ニードル(針)脱毛するという手もあります。

色素が多いお肌・部位でも脱毛できる

黒色(メラニン)に反応する医療レーザー脱毛は、色素が多い部位だと火傷のリスクが高くなってしまいます。ニードル(針)脱毛に色素は関係ないので、日焼けしたお肌、ほくろや乳輪まわりなども施術可能です。

ニードル(針)脱毛のデメリット

続いて、ニードル(針)脱毛のデメリットをご紹介します。

痛みが強い

ニードル(針)脱毛のデメリットといえば、なんといっても痛みです。私自身はニードル(針)脱毛未経験ですが、患者さまから「昔やったけど、あまりに痛くて施術を断念した」という話を聞いたことがあります。

医療機関の場合、通電するのは0.25〜0.5秒間。とても短い時間ながら、強い刺激を感じます。どうしても耐えられないときは麻酔を使うという方法もあります。

毛を伸ばしておく必要がある

施術時に毛を3〜3mm程度伸ばしておく必要があります。これは、ニードル(針)脱毛はピンセットで毛をつまみながら施術するためで、毛の向きを確認する意味もあります。

ムダ毛をなくしたいから脱毛するのに、毛を伸ばさないといけないなんて、ちょっと抵抗がありますよね。

脱毛完了までに時間と費用がかかる

毛穴1つひとつにアプローチするニードル(針)脱毛は、広範囲を脱毛しようと思うととにかく時間がかかります。
1回の通院で施術できる数にも限度があり、完了までの期間も長くなってしまうんです。
本数や時間で料金設定されていることが多いので、費用も高額になりやすいです。

まとめ

ニードル(針)脱毛についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

施術時の痛み、時間や費用面、取り扱っている医療機関の少なさなどから、積極的に選択する方はそれほど多くありません。私のおすすめは、まず医療レーザー脱毛をして、残ってしまった毛があったらニードル(針)脱毛を検討する方法です。

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このページの監修医師

大阪梅田フェミークリニック 院長 川真田 紗也
香川大学医学部医学科 卒業後、香川大学医学部附属病院皮膚科 入局。令和5年12月に大阪梅田フェミークリニック院長に就任。日本皮膚科学会 所属。